最近の若者の中には、30超えたおっさんたちが、何故恋が芽生える時の擬音として「トゥクトゥーン」を使用するのかと、不思議に思っている人も多いことでしょう。
そのルーツはすべてトレンディドラマ「東京ラブストーリー」と主題歌「ラブストーリーは突然に」にあるわけです。
「カーンチ、セックスしよ」のセリフでお馴染み(※実際には言ってないらしい)のドラマ「東京ラブストーリー」は、ほぼ毎回視聴率20%以上を記録し、月曜日はこのドラマ見たさに「東京中からOLが消えた」とまで言われております。いわゆるバブル期(放送は1991年1月~3月)の「月9」ドラマの代表作といえるでしょう。
そんなドラマの原作の25年後を描いた作品が来週のスピリッツに掲載されるというのです。
カンチちょっとふけすぎじゃないかな・・・。
改めて考えると「東京ラブストーリー」ってバズる要素満載だったな
柴門ふみさんの描くマンガは、なんというか、それはそれは「トレンディ」なんですね。もう「トレンディ」としか表現できない。今読むと、凄く古臭いけど、かといって単純に「ダッセェ」と笑い飛ばせない。そういう味があるのが、柴門作品だと思うんですよ。
そして、改めて読み直すと「東京ラブストーリー」にはバズる要素が詰まりまくってる。今多分放送したら、実況スレがハンパない速度で消化されていくでしょう。
「主人公が最終的に奔放な女性より家庭的な幼馴染とくっついちゃう」とか「幼馴染は幼馴染で主人公と結婚する前、医者の卵のプレイボーイと付き合ってた」とか「主人公の彼女は、主人公と付き合う前は上司と不倫してた」とか、なんていうか炎上ネタみたいなのが、「これでもか」ってぐらいてんこ盛りの設定なんすよね、この話。セリフもいちいち味がありますし。
例えばカンチがさとみちゃんのことを忘れられなかったとしてもさ、あたしの好きは負けない。1グラムも減らないよ。あたしが見つけた恋だもん。誰にも壊せない。たとえカンチでも。(赤名リカ)
— 東京ラブストーリー名言bot (@Tokyolove_bot) 2016, 1月 17
さて柴門ふみさんは、永尾 完治と赤名リカの25年後をどのように描くのでしょうか。今から楽しみです。ってか、俺は確かこのマンガを中学生の時に読んでたわけですが、当時どんな気持ちだったんでしょうねw。
東京ラブストーリー DVD BOX
posted with amazlet at 16.01.19
フジテレビジョン (2001-09-19)
売り上げランキング: 27,023
売り上げランキング: 27,023
東京ラブストーリー 全4巻完結セット [コミックセット]
posted with amazlet at 16.01.19
柴門 ふみ
小学館
売り上げランキング: 99,159
小学館
売り上げランキング: 99,159
Twitter→Follow @jake85elwood
フィード登録はこちら→