こんにちは!ライターの永田です。

突然ですが、皆さんは「恐い話」は好きですか?

僕は大好きでいまでもたまに2ちゃんねるの「死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?」シリーズのスレのまとめをのぞいてしまいます。

今回ご紹介するのは、そんな僕が見つけた書籍「恐い間取り」。これは、大阪、千葉、東京などの事故物件6件に住んだ経験をもつ『事故物件住みます芸人』こと松原タニシ(@tanishisuki)さんが自らの心霊体験を綴ったものです。

さすがに、自身の体験だけで一冊作るのは厳しかったのか、実際に住むまでに内見でまわった物件や知人から聞いた話なども含めて構成されていますが、どのエピソードもリアリティにあふれた内容となっております。

「霊感がない」著者が語るジワジワと怖い事故物件


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「霊感があるわけではない」と語る松原さんが描く怪奇現象は、メチャクチャ淡々としています。住んでいる物件が「事故物件」となったあらましから、そこで起きる不思議な現象を過剰な形容をすることなく、間取り付きで紹介していくのです。しかし、淡々としているからこそ読んでいて背筋にじんわりと汗がにじんでくるような恐ろしさがあります。

また、松原さんが住んでいたであろう事故物件は、本文中ではぼかしてはあるものの、このご時世、その気にさえなれば特定できるのです。試しに1件特定してみたが、それはそれはおぞましい事件が発生した建物であり、いくら飯のタネになるとはいえ、普通の感性ならとてもじゃないが、住めたものじゃない物件でした。

心霊現象を信じるか否かは別として、そうした”いわくつき”の物件に暮らすことで人間に何が起こるのか、ということを知る上でも興味深いものになっています。

さてさて、そんな風に基本的には全編にわたって、恐ろしい内容の本なのですが、一か所だけ、読んでいて思わず吹き出してしまった箇所があります。

本書の中には「事故物件間取りギャラリー」という、松原さんが実際に住むには至らなかったものの気になった事故物件の間取りを紹介しているコーナーがあるのですが、その中で紹介される物件の見出しがどれも振るっています。

「どこからでも死ねる部屋」

「二年に一回死ぬ部屋」

「霊感があると住めない部屋」…

ほぼすべてこんな具合なのですが、ひとつだけワイルドすぎる事故物件があるのです。

それが「住む前に死ぬ部屋」というもの。

内容を見てみると…

大阪の中心街に出やすい住宅街の駅から徒歩1分。家賃14万円の高級マンション

部屋の内見中に10階の窓から飛び降り自殺。

あまりに理不尽さに思わず笑ってしまうほど見事な事故物件です。本当にありがとうございました。

いかがでしたか?こんな素敵なエピソードがたくさん紹介されているので、怪談話が好きなら読んで損はない内容だと思います。皆さんもぜひ読んでみてくださいね。

コミカライズもされており一部は下記で読むことができます。でわでわー。

やわらかスピリッツ - ゼロから始める事故物件生活

「やわらかスピリッツ」連載作品『ゼロから始める事故物件生活』詳細ページです。


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