いまさら説明不要ですが、今年に入ってから「週刊文春」がノリノリですね。

編集長である新谷さんのインタビューも、ここ最近様々なウェブメディアに掲載されています。ザーッと探してみただけでも、3月の1ヶ月間に4媒体で新谷さんのインタビューが展開されていました。

なぜスクープを連発できるのか  新谷学・週刊文春編集長を直撃 - ヤフーニュース(3月7日)

『週刊文春』編集長が明かした、 列島を揺るがす「文春砲」の神髄 - ダイヤモンドオンライン(3月11日)

『週刊文春』編集長インタビュー「紙の時代は終わった」は、売れないことの言い訳 - アドタイ(3月16日)

「スクープは狙わないと取れない、続けないと筋肉は衰える」「本当に読みたいものなら売れる」 - 産経デジタル(3月28日)

共通して語られていたのは”人間への興味”


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同じ人へのほぼ同じテーマ(なんでそんなにスクープ連発できるの?)でのインタビューですから、ディティールに差はあっても当然内容は似通ってきます。

例えば、「ウェブだろうが、価値のあるコンテンツには対価を払うべきだと理解してもらいたい」「弱いものいじめはしない。我々の仕事はあくまでファクトを提示することだけ」といった新谷さんの主張は、複数のインタビューにまたがって登場します。

その中でも特に強調されていたのは、4つのインタビューのうち3つに登場していた、スクープの源泉に”人間への興味”があるという主張です。具体的な内容を各記事で見ていきましょう。
政治でも芸能でも、われわれの原点は“人間への興味”なんです。(中略)もちろん善悪の評価もありますが、何より、人間って面白いというのが原点なんです。愚かだし醜いけど、可愛らしいし美しくもある。

ヤフーニュース(3月7日)
記事の根底にあるのは、人間への興味です。

ダイヤモンドオンライン(3月11日)
根底にあるのは人間への興味ですね。人間って愚かで醜くてくだらない面もある一方で、美しかったりかわいらしかったり、すばらしかったりするわけで、ものすごく面白い。そういう人間のいろんな顔を伝えていきたい

産経デジタル(3月28日)
メディアに携わるものとしては、当然のことですが「週刊文春」の編集長に言われると改めて重みを感じます。

ところで、新谷編集長がここまで話題になってくると、「新谷編集長のスクープを見つけてやろう」と考えるメディアが出てきてもおかしくないと思います。新谷さんが顔出しNGにしているのも、そうした状況に対するリスクマネジメントの意味合いもあるのでしょう。

それこそ映画やドラマなどでは「気に入らないメディアの編集長を国家権力が、痴漢冤罪などの手段で追い込んでいく」みたいなシーンがあったりしますからね。リスクを負って調査報道をするということの困難は計り知れません。

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