1月にボーナスも支給されたということで、今更ながら買っちゃいました。昨シーズン限りでユニフォームを脱いだ「獅子のレジェンド」こと西口文也投手のDVDを!


このDVDを手に取ると、昨年の9月28日の西武ドームの様子が脳裏に浮かびます。13のボードで埋め尽くされたスタンド、投げ入れられた紙テープ、鳴り止まぬ拍手・・・。

その一方で、不甲斐ない菊池雄星や森のホームランにぬか喜びさせられたことなども思い出されます。本当に、この試合はどうにかならなかったんでしょうか。。


過ぎたことはともかくとして、このDVDは、西口選手の入団から引退まで20年間の軌跡を振り返る内容になっています。とはいえ、かなりの時間が、「3度にわたり失敗したノーヒットノーラン」「引退登板当日の様子」に割かれており、これらに本人のインタビューが加わるという構成。インタビュアーは、ライオンズナイターでお馴染みの中川充四郎さんが務めており、ファンのツボを抑えたものとなっています。

正直、ちょっとテンポが悪い・・・


もちろんファンとしては、これまでの西口さんの軌跡を映像で振り返るというだけで楽しいですし、意味があると思います。ただ全体的にダラッとしてるんですよね。

インタビューに多くの時間が割かれているのですが、ご存知のように西口さん本人が非常にマイペースというか、景気の良い話をポンポンとするタイプではないことも相まって、間延びしているように感じるのです。

個人的には、全盛期にスライダーでバシバシ三振を取る様子や2011年の復活劇などに焦点をあてて、試合の映像をテンポよくつないだ構成の方がよかったんじゃないかなぁと思いました。

それでもファンだから全然オッケー




恋愛ゲームの「ときメモ」では、ルックスのパラメーターが足りないとクリスマスパーティーに入れてもらえません。外で控えているSPに「申し訳ございませんが、その様なお召し物ではご遠慮していただいております」と入場を断られます。

しかし、体力のパラメーターが高ければ、上記の台詞に「が、その素晴らしい筋肉に目が眩んで何も見えません。今の内にお入りください」 という言葉が続き会場に入れてもらえるのです。

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このDVDを視聴後、僕の胸を去来したのは、この台詞でした。「申し訳ございませんが、その様な構成では購入は遠慮したいです。が、その素晴らしいレジェンドぶりに目が眩んで何も見えません」。

ケチもつけましたが、それでも西口ファンとしては充分満足できる内容なので、もし皆様が自身を“熱狂的な西口ファン”だとお考えなら買うべきでしょう。ライオンズの オンラインストアから購入できます。

さて、もう1回見よう。。。

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