仕事柄、よくインタビューなどをさせてもらいます。多くの場合、取材対象者のところまで出向いていくわけですが、地方ともなるとそうは行きません。予算が潤沢じゃない限り、「相手が東京に出てきたタイミングで…」となりがちです。

でも、そんな都合よく東京に出てくる用事がなかったり、時期を外すと旬を逃してしまう話題だってありますよね。そんな時は、Skypeを使えば良いと思います。

skype

写真が撮れないなどのデメリットももちろんあります。でも、それ以外はほぼ問題なし。今は英会話のレッスンとかにも利用されているぐらいですから、通話品質も充分ですし、テレビや雑誌だって電話インタビューとかしてますしね。

ネタ選びの選択肢が広がる


物理的な制約がなくなれば、ネタ選びの選択肢も広がります。「あの人は東京在住じゃないからな。交通費も出せないし…」とあきらめていた相手にも気軽にインタビューを申し込めるようになります。

それこそ語学さえいければ、海外の注目スタートアップとかにもガンガンインタビュー申し込めちゃいますからね。そう考えると結構画期的かも。もっと英語勉強しなきゃ。

実際に今年はSkypeを使って下記の2本の記事を作ってます。

「食育は栄養学。道徳だけでなく科学的な視点が必要」~管理栄養士・成田崇信氏インタビュー~ (1/2)「食育は栄養学。道徳だけでなく科学的な視点が必要」~管理栄養士・成田崇信氏インタビュー~ (1/2)

「地方の問題をわかりやすく伝えたかった」~マンガ「地方は活性化するか否か」作者・こばやしたけし氏インタビュー~「地方の問題をわかりやすく伝えたかった」~マンガ「地方は活性化するか否か」作者・こばやしたけし氏インタビュー~

無論、ものによっては取材現場における相手の雰囲気や息遣いなど五感を駆使して、記事の材料を集めるといったケースもあるでしょう。でも、物理的な距離を越えられるメリットもかなり大きいのではないでしょうか。

チャレンジしたことない編集者の方々は、一度試してみると良いと思いますよ!

インタビュー術! (講談社現代新書)
永江 朗
講談社
売り上げランキング: 30,909

=================================
Twitter→

フィード登録はこちら→follow us in feedly