学生時代に誌上の懸賞でイタリアセリエA観戦ツアーに参加させてもらったという恩もあり、僕はここ十数年、ビッグコミックスピリッツの愛読者です。

そんな僕が今スピリッツ誌上で最もマンガが「トクサツガガガ」。これ、超いいんですよ。あらすじはこんな感じ。
好きだからバラせない!?
隠れ「特撮オタク」OLの爆笑デイズ!


仲村さんは26歳のOLさん。職場では女子力が高いと見られているけど、実は“女死力”たぎる「特オタ(特撮オタク)」! オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり… ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道!

スピネット


あらすじを読んでもらえればわかるとおり、描かれているのは「特撮好き」という以外、特徴のない普通のOLのなんてことない日常なんですよ。でも、それがとってもいいんです。

一話一話に名言がちりばめられている


「女の子なのに特撮好き」のようなミスマッチじゃなくても、年取ると「これが好き!!」とか他人の前で熱く語るのがちょっと恥ずかしいというような気持ちが芽生えてきます。でも、いいじゃないですか。誰がなんと言おうと好きなものは好きなんだから。そういう勇気をくれるんですよね、このマンガ。

高齢者

そして、一話一話、誰もが一度は感じたことがある偏見やコンプレックスに対して、丁寧に反論するエピソードをつむいで行くのです。(※ちなみに、上のコマは「戦隊モノなんか見てると暴力的な子供に育つんじゃないの?」というPTA的な意見に対して反論する回です。)

ちなみに、僕がこのマンガで一番グッと来たのは「一生懸命な姿って多かれ少なかれ格好悪いものじゃないか」というセリフです。確かに、どんだけさわやかで世間的に支持を得ている趣味だったとしても熱くなってる姿ってちょっと格好わるかったりするんですよ。

どうせ格好わるいなら、それが何であれ「好きなものは好き」って言えば良いじゃないか。そんな気持ちにさせてくれる。心の底から「自分の好きという気持ちを大事にしたいな」と思えるマンガだと思います。

僕は毎週楽しみにしてるので、皆さんも是非お試しあれ。(こういう〆で実際に試せるものって少なそう)。

トクサツガガガ 1 (ビッグコミックス)
丹羽庭
小学館 (2014-11-28)
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