2013年シーズンに驚異の24連勝を記録し、そのままメジャーへと旅立ったマーくんこと田中将大投手。現在はヤンキースで活躍している田中投手が、日本で最後に負け投手となったのは2012年8月19日です。その時の対戦相手は、われらが西武ライオンズでした。
この年、この時期の西武ライオンズは先発投手の頭数が足りず、毎週日曜日は“バラエティ枠”などと呼ばれ、様々な投手が先発していました。山本淳投手もその一人で、この日は田中投手と対戦。勝ち投手になることはできなかったものの、好投を披露しチームに勝利をもたらしました。
つまり、彼は日本で最後に田中投手に土をつけた投手なのです。
B'zの「LOVE PHANTOM」が登場曲だった山本投手は2013年限りでライオンズを自由契約になりました。その後、どうなったのかな…と何となく気にしていたところ先日、こんなTwを見つけました。
昨日の都市対抗茨城県大会第1代表決定戦は延長21回日没引き分け再試合。試合時間は6時間16分。日立製作所の3番手は元西武の山本。4回1安打無失点。4番手は元ロッテの荻野。6回2安打無失点。プロで培った実力で、伝説の試合を演出しました。
http://t.co/14m6YO85Ov
— 報知野球デスク・加藤弘士 (@hochi_kato) 2015, 5月 25
山本投手は、日立製作所に入社し、社会人野球で活躍しているというのです。そして、さらに数日後…。
ライオンズファンの皆さん、山本淳選手は日立製作所で胴上げ投手になりました。 #西武ライオンズ #seibulions #lions pic.twitter.com/pqKWMBTcuO
— マイナー野球を愛する私 (@kabatotto34) 2015, 6月 6
九回を締めたのは、前日の全足利ク戦に先発して七回まで投げた山本。荻野と同じ33歳で、西武から移籍した2年目右腕だ。元プロコンビの好投で、日立製作所が本大会復活出場を遂げた。都市対抗野球:富士重工と日立が北関東代表に - 毎日新聞
今年の都市対抗野球では山本投手の勇姿を見ることが出来そうです。かつて西武ドームで輝きを放った選手が、チームを離れた後も活躍している姿を見るのはいいものですね。
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