西武ライオンズに米野智人という外野手がいます。

ライオンズファンならば、ファルケンボーグからの満塁ホームランとその際の斉藤一美さんの号泣を思い出す人も多いと思います。


米野が満塁ホームランを打って、斉藤一美さんの実況によれば、「ホームイーヒィィン」した2012年4月26日は僕にとっては息子の誕生日でもあるのです。

2012年シーズン序盤のライオンズは苦戦の連続でした。調子の上がらない打線。例年のごとく不安定な中継ぎ陣。終盤をリードされて迎えると、まず逆転は難しい。そんな状況で当時絶対的な力を誇っていたファルケンボーグから米野は満塁ホームランを放ち、息子の誕生日に華々しい思い出を添えてくれたのでした。

ここ数年、米野選手がチーム内で置かれている立場は決して良いものではないでしょう。外野の守備位置は激戦区で、坂田、木村といった若手がしのぎを削っています。ベテランの域に入った米野よりも若手が優先されるのは仕方ないことです。

だからこそ、スタメンのチャンスが回って来ている今こそ、その力を見せてほしい。3年前と同じように。



今日は守備で良いプレーを見せてくれたようなので、明日以降はバットにも期待しています。