本日で仕事納め。当たり前ですが、日々地道にお仕事しております!

「ほら、この部署でビジネスのことわかるの俺しかいないやん」なんてことはまったくないのですが、いまや「Web編集者」といえどもコンテンツのことだけ考えてればいいわけじゃありません。田端さん風に言うならば、「ロマン」だけではなく「ソロバン」も弾く必要があるわけです。

コンテンツの企画だけではなく、日々の運用改善とか売上・外部流入アップの施策、クライアント対応などなど、やらなきゃいけないことが盛りだくさん。「忙しぶっていいのは社会人2年目まで。それ以降はタイムマネジメントの出来ない無能アピール」とは思いますが、まぁ「どんな記事作ろう」ってことだけ考えていられないのは事実。

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画像は足成より

それでも今年は30本近いインタビュー記事を書きました。企画だけしたものとか、記者会見の起こしとか含めると、まだまだあるのですが、その辺は割愛して、特に印象深かったものを5本選んでみたいと思います。

ちなみに昨年2014年のラインナップは以下のような感じになってます。

いまさらだけど、2014年の仕事を振り返る―個人的に思い出に残った記事5選 : ブログ仮免許いまさらだけど、2014年の仕事を振り返る―個人的に思い出に残った記事5選 : ブログ仮免許

改めて眺めてみても、どれも良記事ぞろいですね(自画自賛)。それでは今年も行ってみましょう!

スーパー編集者の金言を聞け!


「デジタルコンテンツの世界でお金が回る仕組みを作る」~株式会社ピースオブケイクの代表取締役CEO・加藤貞顕氏インタビュー~ (1/2)「デジタルコンテンツの世界でお金が回る仕組みを作る」~株式会社ピースオブケイクの代表取締役CEO・加藤貞顕氏インタビュー~ (1/2)

これは前の記事でも紹介したのですが、cakesのトップであり、スーパー編集者として知られる加藤さんへのインタビュー。媒体を問わず、現在編集業務に携わっている人、編集者を目指す人には必読の内容じゃないでしょうか。特に以下のコメントはしびれましたね。
本に限らず、すごく面白くてちょっと尖った作品というのは、やっぱり編集者やプロデューサーのようなパートナーと一緒になって作っているものが多いのではないでしょうか。編集者である僕がいうとポジショントークになってしまうんですけど。

僕は仕事をする上で、「依頼」というものが重要だと思っているんです。自分で選んだ仕事ばかりやっていると、いま出来ることだけをやるだけになりがちで、自分の能力がなかなか広がっていかない。人から無茶ぶりをされて、そんなことできるのかなと思いながらチャレンジした結果、良いものができたという経験が人を成長させていく。ものづくりに限らず、仕事ってそういうものですよね。
来年は僕もどんどん無茶振りされたいですし、仲間に無茶振りしたいと思いました。みんなサンキュな。

本物の“調査報道”の凄みを感じた


「一人の人間、事件に簡単にレッテルをはることはできない」~『黒い迷宮──ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実』著者・リチャード・ロイド・パリー氏インタビュー~ (1/2)「一人の人間、事件に簡単にレッテルをはることはできない」~『黒い迷宮──ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実』著者・リチャード・ロイド・パリー氏インタビュー~ (1/2)

15年前に起きた「ルーシー・ブラックマン事件」を徹底的に調査報道した英国人ジャーナリスト・リチャード・ロイド・パリー氏へのインタビュー。我々が見ている日々のニュースの一つ一つは、日常の雑事の中で流れていってしまいます。しかし、その一つ一つの裏には数多の知られざる事実がある。そんな当たり前のことを教えてくれるインタビューでした。

15年前の事件にこれだけ素晴らしい調査報道がなされているというのに、「いつもやることが10年早い」とか言ってる人は今何をしてるんでしょうね。ロイド・パリー氏の著作はもちろんオススメです。

長ネギマンに“プロフェッショナル”の何たるかを聞く


「『何が自分にとって幸せで楽しいのか』を明確にしておけ」~声優・大塚明夫インタビュー~ (1/2)「『何が自分にとって幸せで楽しいのか』を明確にしておけ」~声優・大塚明夫インタビュー~ (1/2)

「メタルギア」シリーズのスネークやアンパンマンにおける長ネギマン、ニガウリマンの声優として知られる大塚明夫さんへのインタビュー。語っている内容はもちろんなのですが、まずオーラがハンパじゃなかったですw。そのたたずまい、語り方、すべてが渋かった。

厳しい業界の中でキャリアを積みあげてきたプロフェッショナルの凄みを十二分に堪能したインタビューでした。

歴史を知れば、現象の見方が変わる


かつての“自民党政治”を否定するための政治改革がもたらした一強状態〜中北浩爾・一橋大教授に聞く(後編) (1/2)かつての“自民党政治”を否定するための政治改革がもたらした一強状態〜中北浩爾・一橋大教授に聞く(後編) (1/2)

このインタビューは、2015年で一番勉強になりました。現在の政治状況を90年代の政治改革の文脈で捉えなおす中北先生の解説は、とても興味深いものでした。中北先生の解説は、新たなスコープを提供するという学問の真の役割を全うするものであるといえるでしょう。前編とあわせて読んでほしいです。

メディアの「若者が動き出した」に煽られるのはもうやめよう


野党やメディアが「若者がついに動き出した」と煽るのは、若者全体を見ていない証拠 (1/2)野党やメディアが「若者がついに動き出した」と煽るのは、若者全体を見ていない証拠 (1/2)

34歳の僕は既に若者とは言えませんが、安保法案をめぐる「若者がついに動き出した」的な報道の文脈には、常に違和感を覚えていました。そして、その違和感を原田さんに言語化してもらったのが、このインタビュー。

今更言うまでもないことですが、メディアで報じられるのは、その現象の氷山の一角でしかありません。海の中には、海面に出ているものとは異なる意見があるかもしれない。そんな当たり前のことを改めて感じられる内容にしたいと思って企画し、実際にそうなったと自負しています。

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ここまで、壮大な自画自賛にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。来年は今年よりも、もっと注目され、もっと世の中に影響力を発揮し、もっと誰かに実際の行動を促すような記事を作れるよう、「こんなにeveryday everynight」と頑張って生きたいと思います。

また、この場を借りてタイトなスケジュールの中でたくさんテープ起こしに協力してくれたO竹さんに感謝の気持ちをお伝えします。ハイコンテクストな話題もバッチリ起こしてくださるので、とても助かっています。

皆様来年も引き続きご指導、ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします!ご清聴ありがとうございました。

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