ブログ仮免許

30代のWeb編集者のブログ。ブログ名は、山口瞳さんの「人生仮免許」リスペクト。月間PVが10万超えたら「ブログ免許取得済み」にする予定です。

ぐるなびギフトカード」なるお食事券をゲットしたので、たまには派手なランチをぶちかまそうと使える店を検索したところ、銀座すずらん通りにある天厨菜館というお店が目に留まりました。

お目当ては、限定15食のランチメニュー「アワビ二味」です。
看板を見るだに美味しそうですね。

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まずは前菜です、自家製のピータン、蒸し鶏、カマンベールチーズ、サーモン。どれもさっぱりしてて美味いです。

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続いて、一品目のアワビです。アワビというと、コリコリとした歯触りをイメージしますが、心地よい歯触りが残りつつも柔らかいんです、これ。しかも、かかっているクリームソースが美味い。これだけ、ご飯にかけて食べてもいいレベル。

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2品目のアワビは、豚肉と一緒に少し甘めのソースでいただきます。写真がメシマズ気味ですが、これも美味い。軽く桃源郷に旅立てます。

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以上のメニューにプラスして、「海鮮タンメン」「海鮮ヤキソバ」「ホウレン草のふわふわ炒飯」の三品の中から一つ選べます。今回はタンメンをチョイスしたのですが、もちろんこれも美味い。上品な塩味で泣けてきます。

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これに最期、デザートの杏仁豆腐がついて、お値段は2,036円。
ランチとしては、かなり高いですが、満足度は間違いなくお値段以上です。

自分の場合、今回はぐるなびギフトカード使うから問題ないよね、全然。
というわけで、意気揚々とレジに向かいますと…。


【お食事券(ギフトカード)利用上の注意】
※ランチ利用不可


\(^o^)/

それでも、満足度が高いことには変わりないです。本当においしかったですよ、ええ。夜行ってみるといんじゃないですかね。
天厨菜館 銀座店 

#IceBucketChallenge が話題ですね。今更説明するまでもないかもしれませんが、これはALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病患者の方の支援を目的にアメリカの有名人の間で広まった運動です。氷水を頭からかぶるか、もしくは関連団体に寄付を行うというもので、氷水をかぶった様子を撮影した動画をソーシャルにアップして、次の挑戦者を指名することから爆発的な広がりを見せています。

いろんなセレブが挑戦しているようですが、個人的に一番好きなのは、バスケットボール選手のシャキール・オニールですね。



爆発的に広がりを見せた分、「本来の趣旨が忘れられてない?」という批判も出てきているみたいです。確かにそうかもしれません。でも、駒崎さんのような意見も正しいと思います。


一つの社会問題があった場合に、問題そのものに対する認知を広げることは重要です。でも、興味を持ってくれた人が、次にどうすればいいの、と思った時の受け皿があった方がいいですよね。というわけで、Web上で公開されているALSに関する記事や関連書籍などを簡単にまとめてみました。ちなみ断っておきますが、俺自身はALSに詳しいわけではありません。しかし、以下の記事や本はとてもわかりやすいと思いました。


ALSとの遭遇――『宇宙兄弟』作者とALS患者の想い / 小山宙哉×岡部宏生×橋本操×川口有美子 | SYNODOS -シノドス-ALSとの遭遇――『宇宙兄弟』作者とALS患者の想い / 小山宙哉×岡部宏生×橋本操×川口有美子 | SYNODOS -シノドス-

この対談記事はとっても良いと思います。「宇宙兄弟」という著名な作品を切り口に、ALS患者の方の様子がわかりやすく伝わってきます。「どんな病気なのか?」「患者さんとどんな風にコミュニケーションを取っているのか」という疑問に明確に答えてくれます。



続いては、広告プランナー・藤田正裕氏がTEDで講演をした際の動画です。



テキスト版もログミーにあります。

「ALSよ、くたばれ!」 30歳にして余命数年を宣告された広告プランナー・ヒロが抱いた"怒り"とは? | ログミー[o_O]「ALSよ、くたばれ!」 30歳にして余命数年を宣告された広告プランナー・ヒロが抱いた"怒り"とは? | ログミー[o_O]

藤田さんは、NHKのハートネットTVにも出演経験があります。講演中に出てくる写真とか見ると、なんともいえない気持ちになりますが、藤田さんの意志の強さを感じさせられます。


本も出されてるみたいですね。

ここまでで、「どのような病気か」ということについて理解できたら、最初に紹介した記事にも登場した川口さんの著書を読んで、患者さんの家族や周囲がどのような状況になるか、ということを知るといいと思います。



貧弱な語彙で申し訳ないですが、この本は以前も書いたとおり、メチャクチャすごい本です。自分の死生観をグワングワンに揺さぶられます。著者の川口さんは、今回の件についてもSYNODOSでインタビューに答えていますので、こちらもぜひ。

氷水を被ってALS支援!――世界中で大流行の「アイスバケツチャレンジ」とは? / 川口有美子 / さくら会 | SYNODOS -シノドス-氷水を被ってALS支援!――世界中で大流行の「アイスバケツチャレンジ」とは? / 川口有美子 / さくら会 | SYNODOS -シノドス-


というわけで、今回の#IceBucketChallengeがALSの認知向上や患者さんの支援などにつながることを祈っております。

こんにちわ、「合いの手研究家」です。

以前、以下のようなエントリを書いたところ、このブログの検索流入キーワードは「合いの手」関連がメインとなってしまいました。

ゆとりども、おまえらは先輩がBOØWYの「ONLY YOU」を歌ったら“合いの手”を入れるよな?

合いの手

皆さん、せっかく合いの手に関する情報を求めて、アクセスしてくれたのにエントリが一つだけというのは、寂しかろう。ということで、世の中には他にどんな“合いの手”があるのか、簡単に調べてみたところ、前回にましてひどいシモネタを発見してしまったのでご紹介します。

対象曲はアン・ルイスの名曲、「あぁ無情」。



確かに名人級の腕前ですね。歌の最中に「弱いの以下自粛」というカミングアウト。なんで、この動画を全世界に公開してしまおうと考えたのでしょうか。。。

以下が、原型になっているようですが、これはもっとひどいですね。
アンルイスのああ無情の合いの手 - OKWave

エントリのタイトルが新書っぽくなったので、企画に困った新書編集者の皆さんはパクッていいですよ。みうらじゅんさんとか中山秀征さんとかを執筆者にして、企画してみてはいかがでしょうか。上司に殴られても責任は取りません。

大根おろし
大根おろしの写真は、たのっちのぶろぐから借りました

「孤独のグルメ」を筆頭に、食事に絡めたマンガって多いですよね。今週のスピリッツでも新たに「忘却のサチコ」なる食事マンガが始まっておりました。既に「くーねるまるた」という作品が連載中にも関わらずです。ことほどかように“飯を食う”シーンって、やたらと印象に残りませんか?

ちなみに、俺は大根おろしを食べる時、いつも山崎豊子の「沈まぬ太陽」の以下の部分を思い出します。
「では、こちらの大根おろしはいかがでしょう、さっぱりとしておりますから」
と進めると、八馬ははじめて箸をつけ、
「うまい、暑いところでは、これに限る」
と云いながら、取り皿に、大根おろしを山盛りとって、ずるずると、かき込んだ。
「お口に合って、ほっと致しました、バンコク産の上質の大根でございます」
竹村夫人が、説明を加えた。
「ほう、カラチには、大根がないのですか」
「はい、大根、白菜といった野菜、出張者が、仕事のづいでに買って参ります」
さすがの八馬も驚いたといった風であったが貴重な大根おろしを白米の上にかけてお代りをして、1人で平げ、楽しみにしていた駐在員たちには一掬いも残らなかった。

沈まぬ太陽(1)P378


半ば懲罰的にパキスタンのカラチに異動させられた主人公・恩地の元に、その人事のきっかけをつくった張本人である八馬が尋ねてくるシーンです。本作中でも、随一の嫌な奴である八馬ですが、この描写に憎たらしさが凝縮されていると思うんです。

みんなが楽しみにしてた貴重な大根おろしを、空気を読まずに全部食べてしまう。「あぁ!なんて嫌な奴なんだ、八馬!チキショー」と心の底から思ったものです。そして、このエピソードを思い出しながら、大根おろしを口にすると、普段よりも美味しく感じるのです。

ペヤングとキクラゲラーメンに涙する

統合失調症がやってきた」は、松本ハウスのハウス加賀谷さんの闘病記を描いた名著ですが、入院中の不便さを象徴するエピソードとして、以下のような描写があります。

病院内では、欲しいものがある時は、看護婦さんに別の病棟まで買ってきてもらう必要があります。しかし、在庫の関係で欲しい商品を具体的に注文できない。アンパンが欲しくても、蒸しパンが欲しくても“菓子パン”と書かなければならない。そんな中で唯一銘柄指定が出来るのがペヤングだというのです。

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誰が書き始めたのか分からないが、「ペヤング」と書くと必ず「ペヤングソースやきそば」が届いた。
他の商品名、例えば「スーパーカップ」と書いても、他のカップ麺が届いていた。ささやかだけど、ペヤングには小さな自由を感じていた。喫煙所なんかでみんなが集まると、
「あーシャバの味が食いたいな、何かある?」
「シャバの味は、ペヤングだな!」

「統合失調症がやってきた」


闘病記といえば、大野更紗さんの名作「困ってるひと 」があります。先日、発売された続編「シャバはつらいよ 」においても、心を鷲掴みにされる食事シーンがあります。病院を出た大野さんがキクラゲラーメンなる謎の食べ物を食すシーンです。
とりあえず、キクラゲがいっぱいのあんかけ部分をフウフウと冷ましながら、箸でつっついて口に入れてみた。キクラゲからじゅわーっと、スープがしみだした。
「うわあ、おいしい…」
病院食や、栄養調整された配達食にはない、シャバの味

「シャバはつらいよ」P122

世の中には、名言や名シーンを集めた書籍がたくさんありますが、俺が書籍編集の仕事をしていたら、古今の名作の中から食事シーンの名場面だけを集めた書籍を企画してみたいです。

上記三作品はどれも名作なので、是非手に取ってみてください。

糖質ダイエッターが幅をきかせる世の中ですね。

糖質ダイエッター注目!大根おろし食べ放題ランチの店「渋谷 浜ちゃん」 : たのっちのぶろぐ糖質ダイエッター注目!大根おろし食べ放題ランチの店「渋谷 浜ちゃん」 : たのっちのぶろぐ

糖質制限マニアに朗報! 紀文の「糖質0g麺」がすごい使える : blog @narumi糖質制限マニアに朗報! 紀文の「糖質0g麺」がすごい使える : blog @narumi

三十路を超え、そろそろお腹周りが気になり始めた男性は糖質制限をすべきかもしれません。でも、まだまだ麺類やご飯ものの魅力を堪能したい渋谷の若者も多いと思います。

そんな糖質どんとこいな若者たちに、僕がお薦めできる渋谷のお店が“なかじま”です。


平日は、周辺のサラリーマンで賑わう、このお店の魅力は何と言ってもセットのボリュームです。 スタミナ焼き肉丼、回鍋肉丼、卵キクラゲ丼といった魅力的などんぶりものに半ラーメンがついて、お値段930円。そのコストパフォーマンスのよさは尋常じゃありません。また、普通にラーメン頼んでも昼時は半ライスのサービスがつきます。

淡々面

担々麺。「辛め」と「まろやか」が選べます。

広東麺

広東麺。繰り返してすいません。ご飯はサービス。

チャーハン

若干メシマズ写真ですが、チャーハンセット。この後半ラーメンが来ます。しかもチャーハンは、普通、高菜などの中から選べます。 あと、このお店は接客が本当に気持ちいいです。今年初めて行ったときは、店員さんから「あけましておめでとうございます」の挨拶されちゃいました。

俺は30代前半ですが、週1回はいってます。身長177の体重72キロだから、まだ大丈夫。まだ慌てる時間じゃない。

というわけで、20代の若者は、このお店で思う存分、糖質を摂取すれば良いと思います。ここでご飯食べればきっと5月病にも負けません。

「アイマスクをした上でプレイするサッカー」。

そんな最初は冗談だと思ってしまうような競技がブラインドサッカーだ。
正確には様々なレギュレーションがあるのだが、ルールはゴールキーパー以外は、全員アイマスクをしたフットサルだと思えば伝わりやすいだろう。パラリンピックの正式種目でもあるという。

実際にプレーする様子が想像できるだろうか。
不安げにヨタヨタとフィールドを動き回るプレーヤーの姿を想像する人が多いのではないだろうか。少なくとも自分はそうだった。
論より証拠。以下の動画を見てほしい。



「っていうか、切り返ししてるんですけど…」。
とてもじゃないが、目が見えていない人間のプレーではない。

普段、人間は情報の8割を視覚から得ていると言われているそうだ。
その視覚からの情報を遮断した状態で、ボールと敵の位置を把握し、シュート、ドリブル、パスと的確なブレーを繰り出す。こうしたプレーをするためには、どうすればいいのか。ブラインドサッカーとは、どのようなスポーツなのか、その一端を知るべく、日本ブラインドサッカー協会が行っている体験プログラム「OFF TIME」に参加してきた。

病院

年代ごとに、「飲み会のトークテーマ」って変わりますよね。
20代前半なら恋愛がメインテーマでしょうし、20代後半になると、そこに結婚が絡んでくる。「あいつ○○とつき合ってるらしいぜ」とか「○○は今度結婚するらしいぞ」みたいな話で盛り上がるもんです。

30代になると、引き続き結婚が需要なテーマでありつつも、そこに育児や一周回って離婚なんていうトピックスが加わってきます。そして、ぼちぼち自身の健康や病気の話も入ってきますが、多くの人たちが、この段階でもなかなかリアリティを持てないトピックスがあります。それは親の介護です。

介護の負担は、想像を絶する




この本は、作者の川口有美子さんが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に掛かった母親を10数年に渡って介護した際の記録で、「第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作」を受賞しています。

ALSは、筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性の病気で、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡するそうです。最近では徳洲会事件で注目を集めた徳田虎雄氏の姿を思い浮かべる方も多いと思います。下の動画のように、身体が動かなくなると眼球の動きで専用の文字盤を指して、コミュニケーションを取ることになります。



本書で描かれる、川口氏による介護記録なのですが、「悲惨」の一言に尽きます。
彼女は、32歳という若さで、当時の夫の赴任先であるロンドンから、介護のための帰国を余儀なくされます。
介護という作業の負担は、一つの家族をバラバラにするのに充分な力があります。
妻の病を受け入れられずに現実から背を向けてしまう自分の父親や、満足なコミュニケーションをとれない母親の介護負担の中で苦しむ作者。

「こんなに辛いのに、何故尊厳死が許されないのか」という思いがよぎる中で、川口さんはどんな結論を出しのたのでしょうか。その結末は、是非実際に著書を読んで確かめてみてほしいと思います。

「寝たきりになるぐらいなら死んだ方がマシ」って思います??


僕は、正直、自分の両親が同じ状況に置かれたら、この本のような対応ができる自信はありません。経済的にも体力的にも相当厳しいでしょう。

あるいは自分自身が寝たきりになったら、どうでしょう?きっと楽しみなんて何もないでしょうし、死んだ方がマシだと思うかもしれません。でも、当たり前ですけど、寝たきりになった人にも楽しいことがあるんです。そんな当然のことをこの本は教えてくれます。

そして、思いました。自分が歳をとり、寝たきりで家族に迷惑をかけている自覚もある。そんな時に「自分の息子が結婚し、もうすぐ子どもができる」と聞いたら、どうなるか。個人的なワガママだったとしても、自分はきっと「孫の顔を見るまでは生きていたい」と思うでしょう。「生きていても負担になるだけだから、潔く死を選ぼう」なんてかっこいいことは思わないでしょうし、元気な時に、そんなことを言う人間を僕は信用しません。

政治の世界では、「尊厳死の法制化」をはかる動きがあります。自分の両親の最期、自分の最期をイメージし始める30代になったら、この本は読んでおいて損はないと思います。